卒業の時

先日、娘(次女)が高校を卒業しました。
卒業と言えば涙がつきもので、小中高と娘たちの卒業のたびに
泣いてしまうかもなーと思っていたのですが
いざとなると自分自身にいろいろと問うてしまうわたしがいて
これまではその思いが素直に泣かせてくれませんでした。

次女がまだ小さい頃に離婚をしたのでもうずいぶんと母子家庭なのですが
わたしはというと、やりたいことがあれば突き進む性分で
生活の安定よりも好きなことをにもっと熱を注ぎたいと
勤めていた会社をやめ店の開店日数を増やしたり、
娘たちには不安な思いをさせていたと思います。

そんな自分を責め、自分自身、子供たちを無事に独り立ちさせれるかと
不安でどうしようもない日々もあったので
卒業式の度に、ちゃんと親の役割ができていただろうか、
寂しい思いをさせていなかっただろうかと自分に問うと
泣くのはまだ早いんじゃないの?
泣くほど、親らしく子供の見本となっていたの?
という気持ちが湧いてきて、むしろ落ち込んでいました。

長女は独り立ちをし、今県外で社会人となり、
旅行や料理の写真が送られてきたり普段の話を聞くとホッとします。
次女はこの度高校を卒業してもう2年、目標にむかい勉強をするのですが
大人の域に足を踏み入れるわけで、この卒業で子育てもひと段落です。

そんな先日の卒業式だったので、いろんな思いが込み上げて
式の終わりの全員合唱で涙腺が崩壊してしまいました。
今まで泣きたくても泣けなかった卒業式。
けど今回は自然と出てくる涙が止まらず、
気を緩めると嗚咽しそうなほどでした。
おそらく近くの人に、何でそんなに泣くのよと思われていたと思う(^^;

泣けた自分にびっくりして、スッキリして
自分で自分にかけていた呪縛から、少し解き放たれたような気持ちです。
娘たちのいい見本ではなかったけれど、悪い見本として
これからの人生に役に立ててくれたらそれもいいのかな(開き直り)

さて、次女が卒業した高校はわたしの母校でもあります。
卒業式の入場の曲は、わたしの頃と変わらずマイスタージンガーで
もうそれだけで当時のいろんな思いがぶわーっと込み上げてきて
とても感慨深いものでした。
本当に、校舎のあちらこちらに思い出がコロコロと転がっていて
3年間、学校に行くたびに昔の自分を見たような気がします。

卒業式後の最後のホームルーム。
担任の先生からひとりひとり卒業証書を渡されるときも
当時のことを思い出しました。
当時、3年間担任だった保坂先生は、数年前、冬山に登り
不慮の事故で帰らぬ人となりました。
その、先生の事を思い出して、また涙がぽろぽろと。
生徒たちから一人ずつのスピーチで、またぽろぽろと。
本当に涙涙の卒業式でした。

昨日、仲良しのお母さんから「卒母会しようね」ってメールが来ました。
子育てを通して、学校が違ってもこうしてやりとりできる方々と出会えたのも
本当にありがたいことです。
卒母かぁ~。と、しみじみ。
母であることに変わりはないし、我が家の場合はこれから少なくとも2年は
一緒に暮らすのだけど、高校を卒業したことで少し違う目線で見てもいいのかな。
とはいえあと2年、母業しっかりとがんばります。


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 お世話になった方々
 ありがとうございます。
 これからもよろしくお願いしますね!







by mitsubachi-38 | 2019-03-04 13:32 | 日々のこと | Comments(0)

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